痛みに配慮した治療

Reason.6

痛みに配慮した治療

矯正治療では、ワイヤー等を用いた力を作用させることによって歯を動かします。

簡単に説明するならば、力を受けた歯の周囲組織に微細な炎症反応が起こり、それによって周りの骨が柔らかくなって歯が移動するというメカニズムです。

この炎症反応を「痛み」として感じるのです。

誰しも痛みには恐怖感がありますし、できれば避けたいと思いますよね。

そこで、当クリニックでは痛みに配慮した矯正器具を採用し、皆様の負担が少なくなるように努めています。

超弾性特性を有し柔らかくてマイルドに作用するワイヤー、歯の動きをスムーズに行う装置(ブラケット)、マウスピース型(カスタムメイド)矯正装置などをご用意しておりますが、私どもはそれら器具の特性に頼るだけでなく、同じ力をかけるにしてもその適用位置やタイミング、その方向や量などを詳細に研究し、より良い効果が発揮されるよう治療しております。

僅かに圧迫感や歯が疼く感覚はありますが、快適に治療をお受けいただけるレベルであると自信を持ってお伝えすることができます。

特に、乳歯・混合歯列期の小学生にお受けいただく治療には、ほとんど「痛み」はありません。