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30代女性「前歯の噛み合わせが逆で見た目が気になる」歯並びが乱れている「乱杭歯」と、下顎が前に出ている「受け口」の併発を、ワイヤー矯正装置で歯を抜かずに治療した症例
歯並びを改善する方法として、抜歯してから歯並びを整える「抜歯治療」、抜歯せずに行う「非抜歯治療」、手術で下顎の骨を後ろに下げる「外科的矯正治療」の3つをご説明したところ、患者様は「抜歯や手術をせずに治療したい」とご希望されました。
下顎の突出感は大きいものの、顎の位置をコントロールすることで手術や抜歯を避けての治療が可能と判断し、歯を抜かない非抜歯治療を選択しました。
歯を動かす装置は、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」を使用しました。
歯並びと噛み合わせを整えながら、下顎の位置を後方に誘導し、横顔のバランスが改善するよう意識して治療を進めました。
歯並びや噛み合わせが正常になったことで、突出していた下顎が後ろに下がり、横顔のラインも美しくなりました。
患者様にも「長年の悩みだったしゃくれ顔が治り、とても嬉しい」と大変お喜びいただきました。
治療後は、歯の後戻りを防ぐための「保定治療」を2年ほど行いました。
歯の健康に対する意識を高く持っていただいており、その後も10年以上に渡って定期的なメンテナンスにご通院くださいました。
診療種別 | 30代女性 | ||||||
診療種別 | 自由診療 | ||||||
治療費総額の目安 | 840,000円 | ||||||
治療期間の目安 | 動的治療期間(歯を動かしている期間)1年8ヶ月 | ||||||
治療回数の目安 | - |
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