No.10
40代女性「諦めていたガタガタの歯並びを治したい」歯が重なり合っている「叢生」と「八重歯」を、歯の周りの組織にダメージを与えないよう配慮しながらワイヤー矯正で治療した症例
上下左右の歯(第1小臼歯/4番)を1本ずつと残っていた右下の親知らず(第3大臼歯/8番)を抜歯し、前歯を並べるためのスペースを確保してから歯並びを整える治療をご提案しました。 抜歯せずに治療することも不可能ではありませんでしたが、無理な非抜歯治療は歯や歯周組織へのダメージをもたらすことをご説明したところ、抜歯を伴う治療に同意いただきました。 歯を動かす装置には、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」を使用しました。 中年期の成人矯正治療においては、歯並びの乱れが同じ程度であっても、10代や20代の方とは歯の動き方や組織の回復の速さが異なるため、専門的な知識のもと適切な治療計画を立てることが必要です。 今回は、患者様の歯槽骨の厚みや高さが減少していることを念頭におき、慎重にゆっくりと歯の移動を行いました。
歯が綺麗なアーチを描いて並び、しっかり噛めるようになりました。 患者様にも「歯並びが整ったら、歯の黒ずみも不思議と目立たなくなり、口元を気にせず過ごせるようになった」と大変お喜びいただきました。 現在は歯並びの後戻りを防ぐための「保定装置」をご使用いただき、定期的に経過を拝見しています。
診療種別 | 40代女性 | ||||||
診療種別 | 自由診療 | ||||||
治療費総額の目安 | 980,000円 | ||||||
治療期間の目安 | 動的治療期間(歯を動かしている期間)2年3ヶ月 | ||||||
治療回数の目安 | - |
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