No.11
20代女性「前歯が噛み合わず上手に発声できない」歯並びが乱れて前方に突き出し、上下の前歯に隙間ができた「開咬」を、ワイヤー矯正で治療し自然な発音を獲得した症例
上下左右の歯(第1小臼歯/4番)を1本ずつ抜いてから、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」で歯並びを整える治療をご提案しました。 歯を抜いたスペースを利用し、歯並びを後方へ移動させながら治療することで、前歯の傾きや乱れが改善されて理想的な噛み合わせが得られることをご説明し、同意いただきました。 また、歯の移動効率を高めるため矯正用の小さなネジ「矯正用アンカースクリュー」をあごの骨に埋め、それを土台にして歯を動かす治療も併用し、治療期間の短縮に努めました。
上下の前歯でしっかり噛めるようになり、歯並びが下がったことで唇も自然に閉じるようになりました。 歯並びと噛み合わせの改善によって発音も明瞭になり、食事も問題なく行えています。 患者様にも「発音訓練だけではなかなか克服できなかった、舌足らずな話し方や発音が改善した」と大変お喜びいただきました。 音楽大学を卒業された後はプロの声楽家の道へ進まれ、ご活躍されています。
診療種別 | 20代女性 | ||||||
診療種別 | 自由診療 | ||||||
治療費総額の目安 | 940,000円 | ||||||
治療期間の目安 | 動的治療期間(歯を動かしている期間)1年8ヶ月 | ||||||
治療回数の目安 | - |
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