No.12
20代女性「下あごが後ろに下がっていて、上の歯が出ているので口が閉じない」手術をせずに、抜歯と「マルチブラケット装置」で「出っ歯」と下あごの位置を改善し、きれいな横顔にした症例
2つの治療方法をご提案しました。 1つ目は、上の歯2本のみを抜歯して歯を動かすスペースを作り、矯正治療のみ行う方法、2つ目は、手術で下あごを前へ出す「外科的矯正治療」を組み合わせた治療方法をご説明しました。 また外科的矯正治療の場合でも、上前歯の出っ歯を改善するには、上の歯2本の抜歯が必要なことも併せてお伝えしました。 患者様は、手術による負担がない矯正治療のみの方法を選択されました。 上の歯2本(左右第1小臼歯)を抜歯後、歯の表面に四角い装置を装着してワイヤーを通す「マルチブラケット装置」を使い、矯正治療を行いました。 骨格的に上下のあごの位置の差が大きいものの、上前歯をしっかりと後ろに移動させ、歯の位置の変化によって下あごが自然と前へ誘導されるよう治療計画を検討し、治療を行いました。
手術をせずに歯の移動にて下あごの位置を誘導したことにより、移動量は少ないものの、患者様への負担をなくして改善することができました。 飛び出ていた上前歯は、抜歯で得たスペースをなくさないように注意しながら後ろへ動かした結果、平均的な歯の傾きになりました。 患者様は「口元がすっきりおさまって、横顔がとてもきれいになった」と大変喜んでいただけました。 現在は、定期的にメンテナンスにてご来院されています。
診療種別 | 20代女性 | ||||||
診療種別 | 自由診療 | ||||||
治療費総額の目安 | 870,000円 | ||||||
治療期間の目安 | 動的治療期間(歯を動かしている期間)2年1ヶ月 | ||||||
治療回数の目安 | - |
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