症例紹介

No.15

矯正歯科 ワイヤー矯正 抜歯 【2023/05/24】 

 

10代女性「飛び出ている口元を引っ込めたい」目立ちにくい「裏側矯正」と「セラミックブラケット装置」で前歯を内側に移動させ、綺麗な横顔の基準線「E-ライン」に整えた症例

治療前

治療前

治療後

治療後

ご相談内容


「飛び出ている口元を引っ込めたい」とご相談いただきました。



カウンセリング・診断結果

拝見すると、上下左右の前歯12本(中切歯/1番、側切歯/2番、犬歯/3番)が前に傾いている「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」、いわゆる出っ歯でした。 また、歯が前後にズレている「叢生(そうせい)」も見られました。 そのせいで、唇が閉じにくく、口元が出ている「口ゴボ」になっており、美しい横顔の条件である鼻先と唇と顎先を結んだ一直線の「E−ライン」からズレていました。



行ったご提案・治療内容

 

上顎前突と叢生を改善するため、上下左右の歯4本(第1小臼歯/4番)を抜き、スペースを作る必要があることをご説明し、ご了承いただきました。 治療中の審美性を考慮して、上の歯には歯の裏側にワイヤー装置をつける「裏側矯正装置」を、下の歯は金属ではなく白い素材の「セラミック」で作られた表側矯正である「セラミックブラケット装置」を装着して、比較的装置が目立たず、発音や舌への不快感も軽減できる「ハーフリンガル」で矯正を進めました。 矯正装置を装着直後から、特に前歯を内側に引き込むことに注力しました。 そのため、半年経つ頃には、横から見る口元はスッキリとしてきました。




術後の経過・現在のご様子

前歯が正しい位置に下がり、綺麗な歯並びになりました。また、E−ラインが綺麗に整い、美しい横顔になりました。 患者様からは「前歯が引っ込んで口を閉じるのが楽になった。歯並びが良くなったおかげでよく噛めるようにもなった」と大変ご満足いただけました。




 

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  • 治療中、発音しにくい場合があります。
  • 治療中、舌が動かしにくいことがあります。
  • 治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります。
  • 歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります。
  • 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります。
  • 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
診療種別 10代女性
診療種別 自由診療
治療費総額の目安 1,230,000円
治療期間の目安 動的治療期間(歯を動かしている期間)2年
治療回数の目安 -

 

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 治療前 

 治療後 

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クリニックより


矯正治療をご希望される患者様は、歯の乱れを綺麗にしたい・歯並びを整えたいというご要望はもちろんのこと、横顔や口元の美しさも求めていらっしゃいます。 最近では、横顔における鼻先と下顎の先を結んだ線「E-Line( E-ライン/イーライン)」という専門用語が広く知られるようになりました。この線上や線の内側に口元がおさまっているのが理想の横顔とされており、矯正治療により、歯並びのみならず顔の見た目の改善も期待できます。 また、審美的な改善だけでなく、歯や噛み合わせが担っている、噛む、発音するという本来の機能の改善も矯正治療の大きな役割です。 ただし、人によって骨格は様々ですから、前後的にあるいは左右的に骨格に大きな差異があると、歯の移動のみでは改善が困難な場合もあります。 当院では、歯を移動させる矯正だけでなく、顎のズレや位置を改善させる外科的矯正治療も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。