No.17
20代女性「子供の頃から噛み合わせと輪郭にコンプレックスがある」上下のあごの大きさや位置に著しい差がある「顎変形症」を、保険適用の手術「外科的矯正治療」で改善した症例
抜歯を伴う矯正治療により歯並びを整えてから、下あごの後方部分を分割する外科手術「下顎骨骨切り術」を行って噛み合わせを改善する治療をご提案しました。 あごの骨に対する手術が必要な矯正治療の場合、健康保険が適用されることをご説明した上で、治療の内容やリスクをしっかりとお伝えし、同意いただきました。 まず、下の左右の親知らず(第3大臼歯/8番)と上の左右の歯(第1小臼歯/4番)を計4本抜歯してスペースを確保し、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」で歯並びを整えました。 その後、下顎骨骨切り術によって下あご全体を約1cm程後方へ下げ、上下の歯がしっかりと噛むように誘導しました。 治療を進める際は患者様と丁寧にコミュニケーションを取り、不安や疑問を都度解決できるよう努めました。
上下のあごの位置関係が良好になり、お顔も自然な輪郭になりました。 噛み合わせも改善し、全体の歯でしっかりと噛めています。 患者様にも「長年に渡り悩んでいた横顔のバランスや発音が改善され、とても嬉しい」と大変お喜びいただきました。 現在も定期検診でご来院いただき、経過を拝見しています。
診療種別 | 20代女性 | ||||||
診療種別 | 保険診療 | ||||||
治療費総額の目安 | 290,000円 | ||||||
治療期間の目安 | 動的治療期間(歯を動かしている期間)1年11ヶ月 | ||||||
治療回数の目安 | - |
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