症例紹介

No.3

矯正歯科 ワイヤー矯正 【2023/05/10】 

 

10代女性「前歯のすきっ歯やガチャ歯で笑顔に自信が持てない」歯並びが著しく乱れた「八重歯」や「叢生」をワイヤー矯正で治療し、見た目と噛み合わせを改善した症例

治療前

治療前

治療後

治療後

ご相談内容


「前歯のすきっ歯やガチャ歯で、笑顔に自信が持てない。飛び出た八重歯で唇を傷つけてしまい、歯磨きもしにくい」とご相談いただきました。



カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上の前歯の真ん中にすき間が生じた「正中離開(せいちゅうりかい)」が見られました。 その一方で、歯が並ぶスペースが著しく不足し、歯が重なり合って生える「叢生(そうせい)」も認められ、噛み合わせも悪くなっていました。 特に左右の糸切り歯(犬歯/3番)は正常な位置から大きくずれて生えており、誤って唇や頬の粘膜を噛んでしまうなどお口の中が傷つきやすい状態でした。 前歯は口を開けたときによく見えるため、お顔の印象を大きく左右します。 患者様からは「歯のすき間や八重歯が気になり、小学生の頃から口を隠しがちだった」とお話いただきました。



行ったご提案・治療内容

 

上下左右の歯(第1小臼歯/4番)を1本ずつ抜いて、歯を動かすためのスペースを確保してから歯並びを整える治療をご提案しました。

抜歯することで、口元の見栄えや不正な噛み合わせをスムーズに改善できることをご説明し、同意いただきました。

 

歯を動かす装置は、ワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」を選択しました。

 

前歯のすき間を閉鎖させると共に八重歯を正しい位置へ誘導し、上下の歯並びと噛み合わせを整えていきました。




術後の経過・現在のご様子

歯並びが綺麗に揃い、見た目や噛み合わせの機能も良好に改善しました。

歯が正常な位置に並んだことで歯磨きも楽になり、粘膜を噛んで傷つけることも無くなりました。

 

患者様にも「以前とは逆で歯を見せることが嬉しくなり、笑顔にも自信が持てるようになった」と大変ご満足いただいております。




 

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  • 治療中、発音しにくい場合があります
  • 治療中、舌が動かしにくいことがあります
  • 治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
  • 歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
  • 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
  • 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
診療種別 10代女性
診療種別 自由診療
治療費総額の目安 850,000円
治療期間の目安 動的治療期間(歯を動かしている期間)1年9ヶ月
治療回数の目安 -

 

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 治療前 

 治療後 

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クリニックより


矯正治療をご希望される患者様は、歯の乱れを綺麗にしたい・歯並びを整えたいというご要望はもちろんのこと、横顔や口元の美しさも求めていらっしゃいます。 最近では、横顔における鼻先と下顎の先を結んだ線「E-Line( E-ライン/イーライン)」という専門用語が広く知られるようになりました。この線上や線の内側に口元がおさまっているのが理想の横顔とされており、矯正治療により、歯並びのみならず顔の見た目の改善も期待できます。 また、審美的な改善だけでなく、歯や噛み合わせが担っている、噛む、発音するという本来の機能の改善も矯正治療の大きな役割です。 ただし、人によって骨格は様々ですから、前後的にあるいは左右的に骨格に大きな差異があると、歯の移動のみでは改善が困難な場合もあります。 当院では、歯を移動させる矯正だけでなく、顎のズレや位置を改善させる外科的矯正治療も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。