No.6
20代女性「下あごが後ろに下がっていて前歯で物が噛めない、口呼吸してしまう」骨格的な「出っ歯」を「裏側矯正」と目立たない「審美ブラケット」を使った「ワイヤー矯正」で治療した症例
二つの治療方法をご提案しました。 一つは、ワイヤー矯正の治療のみで上の前歯を後ろに下げ、上下前歯の位置関係を整えて口を閉じ易くする方法を、もう一つは、後ろに引っ込んだ下あごを手術で前方へ移動させる、外科的矯正治療とワイヤー矯正を併用する方法をご説明しました。 下あごが後ろに下がっているために上あごとの前後的位置の不調和が大きくなっているので、外科的矯正治療により噛み合わせおよび骨格的な改善が望ましい状態でした。 患者様には「ワイヤー矯正での治療のみで治したい」とご希望があったため、手術は行わず、歯の移動のみで上下前歯の噛み合わせの関係を改善させることにしました。 ワイヤー矯正を行う際は、歯を後ろに動かすためのスペースを確保するために、上の前から4番目の歯(左右第1小臼歯/4番)2本の抜歯を行いました。 上は、歯の裏側に四角い装置「ブラケット」を装着してワイヤーを通し歯を動かす「裏側矯正」にし、外から見えないようにして治療しました。 下は、歯の表側に透明で目立ちにくい四角い装置「審美ブラケット」を使用したワイヤー矯正を行いました。
上の前歯が後ろに下がったため、上下前歯がしっかりと噛み合うようになりました。 上唇も前歯とともに後ろに引っ込んだので、口が閉じるようになり口呼吸が改善しました。 横から顔を見た時の口元の突出も改善されました。 患者様には「鼻呼吸ができるようになった。前歯でも物が噛めて、食事がスムーズにできるようになった」と大変喜んでいただけました。 現在は定期検診にて経過を確認しています。
診療種別 | 20代女性 | ||||||
診療種別 | 自由診療 | ||||||
治療費総額の目安 | 870,000円 | ||||||
治療期間の目安 | 動的治療期間(歯を動かしている期間)2年2ヶ月 | ||||||
治療回数の目安 | - |
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