症例紹介

No.9

矯正歯科 ワイヤー矯正 【2023/05/17】 

 

30代女性「デコボコの歯並びで歯磨きがしづらく、歯茎が腫れやすい」表からは見えない「裏側矯正治療」で歯並びを整え、口腔内環境を改善した症例

治療前

治療前

治療後

治療後

ご相談内容


「歯並びが悪く、歯磨きがしづらい。虫歯や歯石が多く、歯茎も腫れて歯周病も気になる。デコボコに乱れた歯並びや八重歯を整えて、美しく健康的な歯並びにしたい」とご相談いただきました。



カウンセリング・診断結果

拝見すると、上の前歯が重なり合って生えている「叢生(そうせい)」でした。 そのため歯磨きがしづらく、歯茎に炎症が起きる「歯肉炎」や、歯を支える骨が減退してしまう「歯周病」になっており、全体的に歯茎が下がっていました。 左下の歯(第1小臼歯/4番)は虫歯のため抜歯しており、欠損していました。 患者様からは「接客業に従事しているため、歯の表側に矯正装置を装着したくない」とご希望がありました。



行ったご提案・治療内容

 

まず、歯をきれいに並べるスペースを確保するために、歯を3本(左右上と右下の第1小臼歯)抜きました。 次に、患者様のご希望に沿い、叢生を改善するための目立ちにくい矯正方法として、歯の裏側に付ける装置「リンガルブラケット」にワイヤーを通して歯を移動させる「裏側矯正治療」を行い、歯並びを整えました。 歯の乱れや重なりを改善させることで、日々の歯磨きが容易になり、歯肉炎や歯周病の改善に繋がります。 効率的に治療を進め、裏側矯正治療であっても1年10ヶ月の期間で治療を終えることができました。




術後の経過・現在のご様子

歯並びがきれいに整ったことで歯磨きもしやすくなり、歯茎の腫れも改善されました。 患者様からは「矯正期間中も他の人に気づかれることなく、きれいな歯並びになって嬉しい」と大変ご満足いただきました。 現在は定期的なメンテナンスでご来院いただき、経過を観察しています。




 

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  • 治療中、発音しにくい場合があります。
  • 治療中、舌が動かしにくいことがあります。
  • 治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります。
  • 歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります。
  • 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります。
  • 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
診療種別 30代女性
診療種別 自由診療
治療費総額の目安 1,250,000円
治療期間の目安 動的治療期間(歯を動かしている期間)1年10ヶ月
治療回数の目安 -

 

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 治療前 

 治療後 

症例画像1

症例画像2

クリニックより


矯正治療をご希望される患者様は、歯の乱れを綺麗にしたい・歯並びを整えたいというご要望はもちろんのこと、横顔や口元の美しさも求めていらっしゃいます。 最近では、横顔における鼻先と下顎の先を結んだ線「E-Line( E-ライン/イーライン)」という専門用語が広く知られるようになりました。この線上や線の内側に口元がおさまっているのが理想の横顔とされており、矯正治療により、歯並びのみならず顔の見た目の改善も期待できます。 また、審美的な改善だけでなく、歯や噛み合わせが担っている、噛む、発音するという本来の機能の改善も矯正治療の大きな役割です。 ただし、人によって骨格は様々ですから、前後的にあるいは左右的に骨格に大きな差異があると、歯の移動のみでは改善が困難な場合もあります。 当院では、歯を移動させる矯正だけでなく、顎のズレや位置を改善させる外科的矯正治療も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。